はじめに
初めましての方は初めまして。いつも読んでいただいてる皆さんはこんにちは。どうも、はてなっちです。手術室の話になるんですが、例年「希望じゃないんです。」との発言と共にあまりやる気が感じられない新人になっているのですが、今年に至っては「希望じゃないんです。」は同じものの、「やってみたら楽しいので、もっとうまくなれるようになりたいです!」と発言され、「あ~、こういった子たちもいるんだなぁ…頑張って成長していってほしいなぁ」と思っていました。
はい、何でもない会話でした。笑 今回は下記内容になります。
昨今騒がれている新型コロナウイルスもそうですが、2類を5類にとか言ってますね。そもそも何類から何類まであって、どういった対応が必要かなど、まとめていこうかと思います。それではいってみましょう!
感染症とは

感染症って何なんですか?

感染症とは、環境中[大気、水、土壌、動物(人も含む)など]に存在する病原性の微生物が、人の体内に侵入することで引き起こす疾患のことです。1類~5類まであり、話題の新型コロナウイルスは、2類相当の扱いとなっています。

どんな疾患が1類でどんな疾患が5類になるかなど知りたいです!

わかりました!次で解説していきたいと思います!
感染症の種類
1類
極めて危険性の高い感染症。※日本にない感染症。
- エボラ出血熱
- クリミア・コンゴ出血熱
- 痘そう(=天然痘)
- 南米出血熱
- ペスト
- マールブルグ病
- ラツサ熱
2類
危険性の高い感染症。※2類からは日本にも存在します!
- 急性灰白髄炎(=ポリオ)
- 結核
- ジフテリア
- 重症急性呼吸器症候群(SARS)
- 中東呼吸器症候群
- 鳥インフルエンザ(H5N1・N7N9)
3類
集団発生の可能性
- コレラ
- 細菌性赤痢
- 腸管出血性大腸菌感染症(O-157)
- 腸チフス
- パラチフス
4類
動物、飲食物、衣類、寝具、その他を介して健康へ影響。ヒト⇒ヒトの感染は無し。
- E型肝炎
- A型肝炎
- 横熱
- Q熱
- 狂犬病
- 炭疽(たんそ)
- 鳥インフルエンザ(H5N1N・7N9を除く)
- ボツリヌス症
- マラリア
- 野兎病
- その他政令で定める31の感染症
5類
ヒト⇒ヒト感染あり。
- インフルエンザ(烏インフルエンザ及び新型インフルエンザ等感染症を除く)
- ウイルス性肝炎(E型肝炎及びA型肝炎を除く)
- クリブトスポリジウム症
- 後天性免疫不全症侯群
- 性器クラミジア感染症
- 梅毒
- 麻しん
- メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症
- その他省令で定める33の感染性の疾病
致死率に至っては、1類に行くほど上がっていくかというと、必ずしもそういうことではありません。たとえて言うなら「狂犬病」は4類ですが、発症すれば致死率はほぼ100%です。
きちんと感染症を知って’’怖がる’’ことが大切だと考えています。
新型コロナウイルスも2類から5類に?という話になっていますが、5類になったらおしまいか?ということでなく、今まで通り、基本的な感染予防をしていけるかということが大切になってくると思います。
感染症ごとの対応について
今後の新型コロナウイルスの感染力や致死率の強さによって来るかと思いますが、現時点では1~3類はやりすぎではないのかなぁというのが、正直な感想です。※個人的な意見です
おわりに
はい、今日は以上となります。1類が~で2類が~でとは、なかなか覚えていくことは難しいかと思いますが、語呂合わせや、何度か勉強していくことで覚えていければなと思います。
今の時代、今の時期だからこそ、感染症発生後の対応も重ねて勉強して覚えていければなと思います。
また次回、読んでくださいね!さようなら~!