はじめに
どうも、はてなっちです。日に日に寒さが増してきて、生きるのが辛くなってきております。職場の駐車場から病院までの徒歩が寒すぎて、それだけで仕事のやる気が5割くらい削がれます。笑 いや、ちゃんと働くんですけどね、、、笑 さて、今回の内容は下記になります。
「胃癌ですね、〜に癌があり、この範囲を切除していくので、再建方法はR-Yでいきましょう」
そ、そんなこと言われても、それがどんなやつなのか、どう言ったメリット・デメリットがあるのかわからないよ〜となってしまう前に、ぜひぜひこの記事を読んで知識にしておきましょう。
それではいってみましょう!
再建方法について
再建方法
今回は基本的な、この3点についてまとめていこうかと思います。
メリット・デメリット
ビルロートⅠ法
メリット
- 手技が簡便なこと
- 食物経路が生理的であること
- 小腸操作を伴わないこと、
デメリット
- 十二指腸液の胃内逆流という欠点があり、残胃の発癌を促す可能性がある
- ダンピング症候群が出る可能性
ビルロートⅡ法
メリット
- 縫合不全が少なく安全であること
- 十二指腸近傍の腫瘍再発でも食物経路が閉塞しないこと
進行胃癌に対する姑息切除や、高齢者などのハイリスク手術などで主に用いられてきた
デメリット
- 十二指腸液の胃内逆流という欠点があり、残胃の発癌を促す可能性がある
- ダンピング症候群がでる可能性
※自分の病院では、幽門側胃切除術ではビルロートⅠ法かルーワイ法かですね
ルーワイ法
メリット
- 縫合不全が少ない
- 十二指腸液の逆流が少ないために残胃炎も少ない
デメリット
- 吻合が残胃空腸吻合と空腸空腸吻合の2箇所となり手技がやや煩雑
- ダンピング症候群が出る可能性
お知らせ
とてもわかりやすくためになるYoutbe動画を発見したので、ご参考までに。
おわりに
今回は、基本的な再建方法についてまとめさせていただきました。
術式や、その時の状況により、ビルロートⅠ法、ビルロートⅡ法、ルーワイ法と様々使い分けていってるんですね!また、どんな吻合方法でもメリットだけではなく、デメリットも存在してしまうため、それに見合った看護や治療をしていかないとダメです! ゆっくり少しずつ、一緒に覚えていきましょう!
それでは今回は以上になります。 またぜひ次の記事を読んでくださいね〜! ばいばい!!
ご意見、コメントなど、是非是非お待ちしております!