手術室のリーダーについて

はじめに

どうも、はてなっちです!今年ももう1ヶ月が過ぎてしまいました。最強寒波が寒過ぎて寒過ぎて、寒いの大嫌いな人間にとっては、辛過ぎて大変でした。 さて、今回の内容は下記になります!

手術室のリーダー?一体何をしているの???

今回の記事で明らかにしたいことは

オペ室のリーダーをやる上での、流れ、業務内容、大変なところ、ためになることです
それでは、内容の方にいってみましょう!

手術室のリーダーについて

リーダ日までの流れ

施設によってまちまちでしょうが、自施設での流れを紹介します!

前提として、流れ、必要物品がわかるため、ほぼ全ての科に入った人がなります。

  1. 自分がリーダーの週の、前週水〜木曜日まで、医師が手術を申し込む
  2. リーダーがパソコンで各部屋に割り振る(とりあえず)
  3. 明らかに無理な部屋が出てくる(その日のうちに終わらない、執刀医が別オペもあるなど)
  4. 医師に相談し、今週の他の曜日に移動してもらうか、翌週へ

4がどうしようもなく、その週にやらないとダメになってしまった場合には、何時になろうが手術を入れていくしかなけなくなります・・・。

リーダー日の業務内容

  1. 朝運ばれてくる麻薬の個数チェック(薬剤師さんとダブルチェック)
  2. その麻薬を各手術部屋のスタッフが取りに来るため振り分ける
  3. 医師から電話を受け、臨時や定時手術の時間調整
  4. 各手術部屋の手術が終わり次第連絡が来るため、次手術の時間調整を執刀医、麻酔科医、手術部屋看護師、臨床工学技士と行い、決定した時間で病棟に連絡
  5. 2〜4の流れを手術部屋の個数+手術件数分行う

手術部屋が少なければ、そこまで大した流れではないです。が、自施設では9〜10列稼働しているため、なかなか大変です。現在は眼科が分かれていますが、これが一緒だったら15列ほどに・・・そんなことにならない事を祈るばかりです。笑

大変なこと

  1. ひっきりなしにかかってくる電話対応(お昼休憩も休憩できないことも)
  2. 超緊急(今すぐやらないと患者が危険)の手術が来た際の、人員確保と部屋割り決め
  3. スタッフの病欠や隔離待機(コロナにはだいぶ苦しめられました・・・笑)
  4. 明らかに17時に終わらない部屋が多数の時の、時間外労働をお願いしに行くこと
  5. 17時以降に平気で定時の手術をいれてくる医者の対応
  6. すぐ手術を入れられるのに、執刀医が別の手術中で対応できない
  7. スタッフ不足で新人〜2、3年目などになかなか新しい手術をつけてあげられない

病棟ですと、7:1加算があるため、必要人員は確保(それでも病欠が出ると苦しい)されるはずですが、手術室には人員配置の決まりがないため、だいたいどこの病院もカツカツな人数で回していると思います。人員育成にも時間がかかりますし、そもそもオペ看になりたいと思っている人も少なく、本当に大変なんです。

人がいる時って緊急の手術来ないのに、休みが多い時に限って来る手術だったり、帰る時間になって来る緊急ってなんなんだろうなぁといつも思っています。笑

ためになること

  1. いろいろなところに気を配っていくため、視野が広くなる
  2. 各個人の技量や特徴がわかり、次覚えてもらう手術はどうしようかと、成長に繋げられる
  3. 電話や臨時手術など、様々なことへの対応力がつく

おわりに

いかがだったでしょうか?

病棟のリーダーに比べて、何をしているかわからない方が大多数であろう、手術室のリーダーについてのまとめでした。上記でも

「その科の枠をオーバーした申し込み」をしているにも関わらず「指摘や、日にちの変更を依頼すると明らかに態度が悪くなる」や、「臨時手術がすぐできないと怒る医師」は本当に厄介です。
こちらも意地悪してやらないわけでなく、手術をやる部屋や、人員がいないためできないのです。そのために枠を守って入れて、すぐ臨時対応できる状況にしてほしいのです。
ただ、みんながみんな、医師たちがそういうわけではなく
「手術室の都合で大丈夫です」「いつも対応してくれてありがとう」などは、当たり前の仕事をしているだけですけども、救われた様な気分になります。
他にも、こんなのが大変だよね、こういうのも嫌だなどありましたら、教えてください!
それでは、また次の記事、読んでくださいね!

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