はじめに
どうも、はてなっちです。実習2クール目に向けて、1クール目にあったことを思い返したりと、気持ちを作っているところです。PICCの工程はよく手術で見ているし、エコーガイド下の静脈穿刺と思えばあまり緊張せずできたのですが、ある事は、とても難しくてどうしようと思っています。
そこで!今回の内容は下記になります。
PICCと違って、縫合は工程がわかっても、技術的に初めてのことばかりでなかなかうまくできなかったり早くできなかったりと、大変です。
それでは、内容の方に行ってみましょう!
縫合について
縫合の種類
垂直マットレス縫合
創面の密着性が高いため、テンションのかかる皮膚や、深い創に適している。
水平マットレス縫合
あまり深くない、テンションのかかる部位に適している。
創面は強く結べるが、創表面の密着性は弱い
連続縫合
1本の針で連続して縫合していくため、早く、異物が少ない。
締め具合の調節を誤ると、創縁がずれ、密着しにくく、部分的な抜糸ができないため、感染創には適さない。
単純連続縫合
操作は簡単だが、創面密着性は弱い
連続かがり縫合(インターロッキング縫合)
創に対して直角に糸がかかるため、創面密着性が高く、糸の緩みも防止できる。
抜糸に時間を要する。
連続皮内縫合
整容性が高く、真皮縫合よりも縫合時間が短い。
皮下埋没縫合・真皮縫合
抜糸不要で整容性が高い。
正確な運指には慣れが必要で、縫合時間も比較して長い。
どうやればうまくなる?
これに至っては、経験を積んでいくしかないと思います。
- 持針器の持ち方と使い方
- 針の噛む位置
- 運針(針の出る位置の予想と結果のズレがない)
- 器械縫合の流れを正確に
かなと思います。いずれにせよ、多くの縫合をこなしていって早く綺麗に正確にできるようになると思います。
おわりに
いかがだったでしょうか??
縫合に種類はたくさんあって、それぞれの科で、使うものは違うと思います。配属された科や実習で回った科で「この縫い方で創縫合よろしく!」などと言われた際に、やったことがなくうまくできない!というのはまだしも、「なんですかそれ・・・聞いたことない。」というのは失礼になると思うので、ぜひここで、種類と特徴について勉強して貰えばと思います。
そして、今までやってきたことがなかったにも関わらず、研修医の先生や経験の浅いDrに対して「遅いなー、早く縫ってくれないかなー」と思っていました。難しかったです、すみませんでした。笑
今回は以上になります。また次の記事も読んでくださいね!ばいば〜い!!
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