外科(上部)の基礎知識③

はじめに

どうも、はてなっちです

記事を書いて、問題を解いてというような生活スタイルになってきています。3月までもう少し!1つ1つなんとか頑張っていければと思います!

それでは、今回の内容は下記になります!

薬物治療・放射線治療について
いよいよ試験まで1ヶ月を切りました。今後の外科業務でも活かせそうな内容かなと思っています。NPでなく、病棟で働いていたとしても覚えておいて損はないと思うので、ぜひ目を通してみてください!
それでは内容の方にいってみましょう!

治療について

治療開始前の状態について

一般状態(Performance Status)について

ECOG PS(イーコグピーエス)0〜4

  • 0:まったく問題なく活動できる。発症前と同じ日常生活が制限なく行える。
  • 1:肉体的に激しい活動は制限されるが、歩行可能で、軽作業や座っての作業は行うことができる。
  • 2:歩行可能で、自分の身の回りのことはすべて可能だが、作業はできない。
  • 3:限られた自分の身の回りのことしかできない。日中の50%以上をベッドか椅子で過ごす
  • 4:まったく動けない。自分の身のまわりのことはまったくできない。
薬物・放射線治療の推奨はPS0〜2

併存疾患について

薬物・放射線治療の、効果・有害反応に影響を及ぼすと考えられる併存疾患

治療前評価について

  • 化学療法の目的:術前・術後補助化学療法、切除不能・再発に対する緩和的化学療法
  • 治療歴:外科的切除術、化学療法歴など
  • 評価病変:測定可能病変の有無(有の場合、部位や大きさなど)
  • 原発巣評価:部位、肉眼型、大きさ
  • その他の特殊検査:開腹・腹腔鏡で診断された腹膜播種、PET検査での診断

薬物治療の記載について

  1. 使用薬剤名:併用薬剤についても記載
  2. 投与経路:経静注、経口など
  3. 投与法:急速静注、点滴静注など
  4. 投与量:体表面積または単位体重あたりの及び、実投与量
  5. 投与スケジュール:投与間隔、投与回数、手術などの併用療法との時間的関係
  6. 投与期間:投与開始日、最終投与日
  7. 投与変更:減量、休薬、延期の有無と理由
  8. 投与総量:総投与量
  9. 投与中止理由:完了、病変増大、有害事象、患者拒否、死亡など
  10. 全身状態の指標:PS(Peformance Status)を経時的に記録
  11. 薬物有害有害反応の有無及びGrade
  12. 薬物治療効果の推移に影響を与える可能性のある治療併用の有無や内容

上記内容になります。何かを見ながらでないと覚えきれないですねこれは・・・。勉強せねば、、、。

放射線治療の記載について

治療方針

  • 今回の治療:初回か再治療か
  • 治療目的:根治、準根治、緩和、その他
  • 併用療法:なし、手術、化学療法、分子標的薬、その他

照射法

  • 総線量
  • 照射日数
  • 照射分割回数
  • 1日あたり照射回数
  • 線種
  • エネルギー
  • 照射法

照射部位

  • 原発巣・領域
  • 所属リンパ節
  • 遠隔転移
  • 予防領域
  • その他

上記内容になります。

今まで、手術室看護師として、治療された患者が手術になりということで関わってきましたが、こう言った内容の情報までは取れていませんでした。今後は絶対的に考えなくてはいけない立場になってくると思うので、時間をかけて覚えていければと思います!

おわりに

いかがだったでしょうか?

患者さんが現時点でどういう状態か?スケジュールは?薬剤量は?目的は?などなど、治療を行う上で関わるみんなが分かるような書き方をしていかなければなりません。
その情報を元に、関わるみんなで患者さんの状態を考え、その時その時に適した治療に向かっていくことが大切だと考えました!

それでは今回は以上になります。次回の基礎知識まとめ記事は治療効果について

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