吻合器・縫合器について

はじめに

どうも皆さん、はてなっちです。連日暑い日が続きすぎて頭がおかしくなりそうですね、、、。これが今年だけでなく、今後の人生、これ以上の気温になっていくんじゃと考えると震えが止まりません。熱中症対策を万全にお過ごしくださいね!さて、今回は下記内容になります。

手術場で使う縫合器・吻合器について

どういった場合に使って、どういった場合だとつかわないかなども記載していきます!ではいってみましょう!

吻合器・縫合器とは

違い

  • 縫合:組織同士を縫い合わせること ex)穿孔部位や腸間膜、組織断端など
  • 吻合:管上のものを繋げ合わせること ex)消化管や血管など

吻合器

吻合器と書きましたが、吻合器であり縫合器です。

 

↑サーキュラーステープラー(手動)     ↑サーキュラーパワードステープラー(自動)

上部・下部消化管ともに使う機会になります。

  

↑エンドGIA™ ウルトラ ユニバーサルステープラー(手動) ↑エンドGIA™ トライステープル™

上記2つを組み合わせて使い、使い終わったらトライステープルの部分を外し廃棄できます。

 

↑エンドGIAトライステープル    ↑Signia ステープリングシステム(自動)

こちらも2つ組み合わせて使います。先ほどのが手動なのに対し、こちらは自動になります。

  

↑エシュロンフレックスGSTシステム(自動or手動)   ↑DST Series GIAステープラー(手動)

先の刃を好感し、何度でも使用可能       先の刃(青部分)を交換し、何度でも使用可能

なぜ?

吻合器を使えばいいのに、なぜか手縫いで時間をかけて行うこと、ありますよね?理由は下記になります。

  • 縫合不全のリスクを回避するため
  • 感染、浮腫、虚血、消化管の状態が悪いなど、縫合不全を起こしやすい状態
  • Drが器械を信用していなく、手縫いしか信じていない。

3つ目は、年配のDrで、意外にあると思います。笑

おわりに

はい、今回は以上になります。

意外と、縫合・吻合がごちゃごちゃになって覚えている人はいたんじゃないかと思います。手縫いで時間をかけることで、縫合不全も未然に防ぎ(それでも100%ではありませんが・・・)、患者さんの術後の状態が良くなるのであれば、時間がかかろうが、最善の方法なのではないかと思います。

それでは、また次の記事でお会いしましょう!ばいば~い!

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