致死性不整脈について

はじめに

こんにちは、はてなっちです。新型コロナウイルスの療養期間も終わり、働き始めましたが、肺炎もあったせいか、咳がなかなか止まりませんね。徐々に徐々に改善していくと思いますので、体調悪化しないよう、自分自身の体調管理をしっかり行っていければと思います。今回の内容はこちらになります。

ちゃんとわかってる?? 致死性不整脈について

普通に生活している中では、不整脈化不整脈じゃないか、なかなか判別がつかないと思いますが、知識として”こんなものがある”というのを知っていただければと思います。

それではいってみましょう!

不整脈とは

脈が一定でなくなる状態を指します。正常な脈拍数は1分間に50~100回ですが、これが50回以下の場合を“徐脈”、100回以上の場合を“頻脈”、さらに脈が飛ぶことを“期外収縮”といい、これら3つを不整脈と呼びます。

意外と脈が飛んだりすることだけが不整脈と思いがちの人がいますが、早すぎても、遅すぎても”不整脈”です!覚えておきましょう!!

致死性不整脈

心室頻拍

頻拍性不整脈という脈が速くなる不整脈の一種で、何かしらの原因により心室が通常よりも早いペースの”1分間に120回以上”で規則的な興奮をする状態を指します。

心室頻拍が続くと脳をはじめとした全身の臓器に十分な血液が運ばれなくなってしまい、意識消失や命にかかわることもある重篤な不整脈のひとつです。

治療

  • 薬物治療:β遮断薬など
  • 非薬物治療:カテーテルアブレーション、植込み型除細動器など

心室細動

1分間に300回以上、不規則に心室がブルブルと震える状態を指します。この状態になると心室が正常に機能しなくなり、全身に血液供給を行えなくなります。全身への血液供給がおこなえなくなると、いわゆる心停止と呼ばれる状態となります。

治療

病院以外:救急車の手配と迅速な心臓マッサージを行う必要があります。AEDなどが近くにある際は、AEDを使用する。

病院:迅速な対応は変わらず。同じように心臓マッサージを行い、AEDなどを使用して、対応します。

無脈性電気活動

脈があるような波形は見えるものの、実際に脈はない状態。

治療

迅速な心臓マッサージの開始が重要。AEDは無意味。

心静止

心臓が動かず、静止してしまっている状態。

治療

迅速な心臓マッサージの開始が重要。AEDは無意味。

おわりに

はい、今回は以上になります。

不整脈は老人の病気!と思っている人もいるかもしれません。ですが、心臓の電気信号の乱れによって、誰にでも起こってしまう病態です。自分は大丈夫、自分だけはならない、と考えるのではなく、少しでも脈がおかしいなと思った際には、”医療機関を受診して診てもらおう”といった考えになると、手遅れな状態にならず、今後も生活していただけるのかなと思います。

それでは、また次の記事でお会いしましょう!さようなら~!

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