はじめに
どうも、はてなっちです!
新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
幼少の頃は正月と言ったらお年玉もらえるし、冬休みだし最高だったなぁと思いますが、社会人に冬休みなんていうものはなく、挙げ句の果てには、お年玉はあげる側になっていってしまいました。生きるって恐ろしい〜笑
さて、今回の内容は下記になります。
ん?なんか上手いこと言った感じになってます?それともダジャレっぽい??笑
まぁ、冗談はさておき、内容の方にいきましょう笑
FASTについて
FASTとは
FASTとは、『Focused Assessment with Sonography for Trauma』の略です。
『外傷に対する焦点を絞った超音波による評価』と言った意味合いになります。
外傷患者に出血があった場合、エコーで迅速に出血の有無を判断する検査のこと
どこを検査するの?
画像は FASTで外傷患者の緊急処置の必要性を判断 より引用
超音波プローべを使用し、6点検査していきます。
何に気をつける?
心嚢腔
心嚢腔に血液が溜まると、心臓が動けるスペースが少なくなり、心臓が圧迫されてしまう!
このような病態を、心タンポナーデと言う
胸腔(左右)
臓側胸膜と壁側胸膜の間を胸膜腔と呼ぶ。
胸膜腔に血液が溜まると、肺が十分に広がらず、早急に処置が必要な状態となる!
モリソン窩、脾臓周囲、ダグラス窩
腹腔内出血があるかを判断
モリソン窩、脾臓周囲、ダグラス窩に、液体貯留が存在するかを診ていく!
これらの部分は、ヒトが仰向けに寝た時に、最も低くなる部分です。このため、腹腔内に液体があると、この3つの部分のいずれかに液体が貯留することが多いです。腹腔内出血は、多くの場合、圧迫されるものがないため、自然には止まりません。このため、緊急止血術が必要となります。
おわりに
いかがだったでしょうか?
交通外傷や高エネルギー外傷時に使っていくことが多いFASTですが、頭で分かっていても、実際にエコー当てるのって難しいんですよねー。
自分的に救急にも関わっていくことが多そうな状態ではあるので、こう言った学習+実際に患者さんがきた時に上級医とともに少しでも迅速に的確に描出できるようにトレーニングしていければと思います。
それでは、今回は以上になります。また次の記事も読んでくださいね!それでは!