はじめに
どうも、はてなっちです。日中は次第に春の陽気が感じられつつあり、散歩などをするととても気分が良くなります! 嫌な人には嫌な季節でしょうが、私は花粉症はまだ発症していないので、とてもハッピーな気分です。どうかこのまま人生が終わるまで、花粉症にならないといいなぁなんて考えていたりします。笑 さて、今回の内容は下記になります!
医学部・看護学部が一緒にある大学などであれば、先輩や同級生が実習前に『OSCE試験だ〜』などいってるのを耳にしたことがあるかもしれませんが、看護系の大学のみのところだと、名前を聞くのも初めてかもしれませんね!
それでは、内容の方に行ってみましょう!
OSCEって?
OSCEとは
医学・歯学教育において,臨床実習開始前の学生評価のための共用試験の中で,臨床技能・態度を評価するために実施されているものです。
OSCEの内容は?
調べてみると、「診療参加型臨床実習に参加する学生に必要とされる学習・評価項目」
に具体的な技能・態度の内容についてまとめられています!その中には
- 医療面接および身体診察・手技に関する共通の学習・評価項目
- 医療面接
- 全身状態とバイタルサイン
- 頭頸部
- 胸部
- 腹部
- 神経
- 四肢と脊柱
- 基本的臨床手技
- 救急
上記のの学習・評価項目に準拠して,技能・態度を評価する
- 医療面接
- 頭頸部診察
- 胸部診察・バイタルサイン測定
- 腹部診察
- 神経診察
- 外科手技、救急
上記の場面が用意されている。とあります。
NP大学院でも、これ全部やるの?やったの??
施設よるのかとは思いますが、私の所属している大学院では6項目の実技について試験を行いました。
- 経口用気管チューブ又は経鼻用気管チューブの位置調整
- 気管カニューレの交換
- 胃ろうカテーテル若しくは腸ろうカテーテル又は胃ろうボタンの交換、膀胱ろうカテーテルの交換
- 末梢留置型中心静脈注射用カテーテルの挿入
- 褥瘡又は慢性創傷の治療における血流のない壊死組織の除去
- 直接動脈穿刺法のよる採血、橈骨動脈ラインの確保
あれ?上記の説明とだいぶ違うことやってない??と思うのですが、医師の診療に向けてと、NPの特定行為に向けてとでの違いなのかなと思っています。
模擬患者、OSCE評価者、必要なシミュレーターや物品等が配置され、場面毎に課題が設定されており、指定された課題についての技能を実施します。
評価項目は決まっており、流れに沿って行為を過不足なく行なっていきます!もちろん評価に達していない場合は再度試験を行います。
おわりに
いかがだったでしょうか?最後の最後に大きな実技試験を行うことになりましたが、緊張しながらもしっかりできていたのかなと思います。手術室の勤務においてよくみている
- 経口用気管チューブ又は経鼻用気管チューブの位置調整
- 末梢留置型中心静脈注射用カテーテルの挿入
- 直接動脈穿刺法のよる採血、橈骨動脈ラインの確保
については、頭の中に流れが入っているので、それほど覚えることに苦労は感じなかったのですが、
- 気管カニューレの交換
- 胃ろうカテーテル若しくは腸ろうカテーテル又は胃ろうボタンの交換、膀胱ろうカテーテルの交換
- 褥瘡又は慢性創傷の治療における血流のない壊死組織の除去
については経験がないため、流れや試験内容など、覚えるのに苦労しました。
同じく実習が始まる全国のNPさんたち! 一緒に頑張りましょうね!!!
それでは、今回は以上になります!また次の記事も読んでくださいね! ばいばーい!!
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