検査について②

はじめに

どうも、はてなっちです。来週はクリスマスですね。私の記憶は小学2年生で手のひらピカチュウ(手に乗せるとピカチューって鳴くやつ)を渡されたのが最後でした。

私自身別にサンタさんを否定してはなかったんですが、姉と兄中学生以上だったため、なんだか知らないうちに翌年から亡くなってしまいました。笑 もっと欲しかったんだけどなぁ・・・笑

さて、今回の内容は下記になります。

病院における検査について 続編
先週記事としてアップしたものの続編の記事になります。今回は、超音波、腫瘍マーカー、PET検査についてになります。
それでは内容の方に行ってみましょう!

検査について

超音波検査

体の表面に超音波プローブをあて、体内の臓器からはね返ってくる超音波を画像として映し出す。

主に何に

心臓、血管、肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓、膀胱、卵巣、子宮、前立腺、甲状腺、乳腺などで検査することがある。

しかし、空気や骨、厚い脂肪などは超音波が通りにくく、骨などに囲まれた部位や肺、脳にできたがんの多くは検査することができない。

※FASTでも用いられるため、かなり有用な検査の1つです!今度FASTについて記事にまとめます!

特徴

痛みや放射線による被曝の心配がなく、体への負担が少ない検査であるため、成人だけでなく小児含め、妊婦や高齢者も容易に検査を受けることができる。

腫瘍マーカー検査

腫瘍マーカーとは、癌の種類によって特徴的に作られるタンパク質などの物質であり、癌細胞や癌細胞に反応した細胞によって作られる。

癌の有無や癌がある場所は、腫瘍マーカーの値だけでは確定できないため、画像検査など、その他の検査の結果も合わせて、医師が総合的に判断する。

主に何に

  • 甲状腺癌:CEA
  • 非小細胞肺癌:CYFRA21-1、CEA、SLX、CA125、SCC
  • 小細胞肺癌:NSE、ProGRP
  • 食道癌:SCC、CEA
  • 胃癌:CEA、CA19-9
  • 大腸癌:CEA、CA19-9、p53抗体
  • 肝臓癌:AFP、PIVKA-、AFP-L3
  • 胆道癌:CA19-9、CEA
  • 膵臓癌:CA19-9、Span-1、DUPAN-2、CEA、CA50
  • 膀胱癌:NMP22、BTA
  • 前立腺癌:PSA
  • 乳癌:CEA、CA15-3
  • 子宮頸癌:SCC、CA125、CEA
  • 卵巣癌:CA125
がん診断の補助に加えて、治療の効果や、再発や転移が無いかを調べるために採血や採尿で行う。

特徴

  • 採血や採尿で検査することができ、体への負担はほとんどない。
  • 癌細胞の数や、癌細胞が作る物質の量が多くなると、値が高くなる。
しかし、肝障害、腎障害、飲酒や喫煙などの生活習慣、常用薬、現時点で罹患している病気などの影響により、無関係に高値になることもある。反対に、癌があっても値が高くならないこともある。
腫瘍マーカーだけで癌の診断は確定できないため、参考になる検査の1つとして、診察や画像検査の結果などと合わせて使用される。

PET(Positron Emission Tomography)検査

治療前に癌の有無や広がり、他の臓器への転移がないかを調べたり、治療中の効果を判定したり、治療後の再発がないかを確認するなど、さまざまな目的で行われる精密検査である。

主に何に

様々な部位の癌や、悪性リンパ腫で検査することがあります。

早期の胃がんの場合には保険診療で受けることができません。また、他の検査、画像診断による病期診断や転移・再発の診断が確定できない場合にのみ保険診療で受けることができる。

ブドウ糖が集まりやすい部位では、癌の診断が難しいことがあります。

診断が難しい部位は、脳や心臓、胃や腸などの消化管、肝臓、咽頭の粘膜、膀胱や腎盂・尿管などの泌尿器や、炎症を起こしている組織である。

特徴

一度にほぼ全身の撮影ができる。

がんの大きさや広がりを調べるCT検査やMRI検査などの検査と異なりブドウ糖を消費して活発に活動しているがん細胞の状態を調べることができる。

一方で、糖尿病などで高血糖の状態では正確な結果が出ないことがある。

おわりに

いかがだったでしょうか

超音波検査は救急領域でも外傷だった時はFAST (Focused Assessment with Sonography for Trauma「外傷に対する焦点を絞った超音波による評価」)のために使用したり、心臓の動きを評価したりもしていました。

腫瘍マーカーやPET検査に関しては今まではなんとなくみていて「あ〜数値高いな。」「あ〜ここら辺が癌なのかな」と言ったような感じであまり真剣にみていなかったというのが本音です。

癌を疑った際にそう言ったものを使用ししっかりと確定診断に繋げていけるようにできればと思います。

それでは、今回は以上になります。また次の記事も読んでくださいね!またね〜!

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