国家試験って?

はじめに

どーも!はてなっちです!今回も読んでくださりありがとうございます。

今回はいよいよ来月に迫った看護師・保健師・助産師になるうえで絶対に避けて通れない国家試験についてまとめていきたいと思います。大学生だったころは、部活・サークル・飲み会が楽しくて楽しくて、4年生の12月まで、まるで勉強せず1月からのひと月半で何とか合格にこぎつけました。笑 何とか受かったからいいものの、あんな勉強の仕方はやるべきじゃなかったなーと後悔しましたねー。

ということで、まとめていきたいと思います。

誰が試験を管理しているの?

厚生労働省の管轄であり、保健師助産師看護師法第18条の規定により試験が施行されます。

試験概要について

試験は年1回の2月に開催です。

追試験については基本的に無いと思ってたほうがいいかと思います。

直近であった追試験は103回の大雪の遅延によって遅れたものや会場まで来られなかった人が受けたものです。

去年度についてもコロナ禍で感染状態が悪かったにもかかわらず追試験が行われなかったことからも、ないと思って対応していくことがいいかと思います。無理して詰込みの勉強で体調崩すなんて誰のせいにもできない、絶対あってはならない状況ですね。

試験範囲については

  • 人体の構造と機能
  • 疾病の成り立ちと回復の促進
  • 健康支援と社会保障制度
  • 基礎看護学
  • 成人看護学
  • 老年看護学
  • 小児看護学
  • 母性看護学
  • 精神看護学
  • 在宅看護論及び看護の統合と実践

です。毎年2月の試験時期になるとこれが全部試験範囲です!ってSNSで、参考書重ねた画像を載せてる人を見かけますが、まぁ多いですよね笑 1メートル以上積み上げてる画像見ると、おぉー!自分もこんなにやってきてたのかー、、、。とか感慨深くなってました笑

試験地について

全都道府県で受けられます!!!ってずっと思ってましたが、違いました。笑

  • 北海道
  • 青森県
  • 宮城県
  • 東京都
  • 新潟県
  • 愛知県
  • 石川県
  • 大阪府
  • 広島県
  • 香川県
  • 福岡県
  • 沖縄県

12都道府県内のいくつかの会場で行われてます。12/47都道府県ですから、意外と少ないというのが印象でしたね。

受験資格について

厚生労働省のHPに長々と記載されていますが、要約すると下記の内容になります。

  • 文部科学省や、都道府県知事が指定した学校で、看護師になるのに必要な学科を修めて卒業、または卒業見込みのもの。
  • 海外にて勉強し、日本で国家資格取得を目指しており、厚生労働大臣が知識及び技能を有すると認めたもの。

合格発表について

3月末(大体25日前後あたり)に発表です。午後2時に厚生労働省ホームページの資格・試験情報のページにて発表されますが、大体2時ちょうどには発表ページは見れないですし、過去の合格発表のページを開いて、落ちた…受かった‼と一喜一憂してる人も、ちらほら見受けられます。

誰かが見つけたサイトで判断するのでなく自分で見つけて自分が見たもので判断してくださいね!!

試験について

ボーダーラインさえ超えれば、だれでも受かる試験です。毎年約9割が受かります。

  • 午前の部…  9時50分~12時30分(計2時間40分)
    必修25問,一般問題65問・状況設定問題30問 計120問
  • 午後の部…14時20分~17時00分(計2時間40分)
    必修25問,一般問題65問・状況設定問題30問 計120問
  • 必修問題50問/50点満点
  • 一般問題130問/130点+状況設定問題60問/120点の計250点満点になります。

必修問題は合計50問中40問以上の8割正答と厚生労働省が定めています。が、除外問題によっては39点でも合格の可能性はあります。必修問題というだけあって基本的な問題なので毎日勉強して40点代後半を取れるように勉強するべきですね!

一般問題+状況設定問題の合格基準点は、毎年変動します。

  • 過去10年の得点率が最高で66.8%、最低で57.2%
  • 過去5年の得点率が最高で63.6%、最低で57.2%

であるため、65%(163点)以上とればボーダーは超えたかな、70%(175点)以上取れれば安全圏かなといったところかと思います。毎年6~7万人受験して5.5~6万人近く受かってると考えるとすごいですね!

試験の解き方のススメ

国家試験の問題を解いていく順番として、やりがちな、あまりよくない流れとしては

  • 必修 → 一般問題 → 状況設定問題と解いていく人がいるかと思いますが
  • 必修 → 状況設定問題 → 一般問題の順に解いていくことをお勧めします。

まず必修は、間違いなく解いてボーダーを超えなくてはそもそも合格できなくないです次に、一般問題、状況設定問題に対して、状況設定問題を先に解く理由は、1問2点の配点の高さがあり、時間が足りなくて、最後まで解けてなかったけど、帰って問題見てみたら、「めちゃくちゃ簡単な問題だった…。」とかはよくあることです。笑

それゆえ、上記の方法をお勧めします。

また、絶対に意味が分からない問題や、時間がかかる問題があるかと思いますが、30秒考えてわからない問題は、とりあえず答えかなと思うものにマーキングして、次々移るべきです。全部解き終わったらじっくりと考えてください。あきらめなければ絶対大丈夫です!!

おわりに

と、今回は国家試験についてまとめさせてもらいました。年に1回しか試験がないにも関わらずに、こんな状況下で受けなくてはいけない受験生は大変だなぁと思います。あと3週間くらいですが、体調に気を付けて、1つ1つ知識を付けて試験に備えてほしいと思います。頑張ってください!!

ちょっと話がずれます。自分は今現在、診療看護師を目指しています。医療体制を整えていくことに、医師を増やしていくのが大切なのは、もちろんなのですが、年間9000人前後しか合格しない医師だけに頼るだけでなく、年間5,6万人増える看護師を、診療看護師に育てる流れを作り、今後の高齢化社会に向けて、考えていかないといけないのではと思います。医療過疎の地方病院に、医師が一人でも、診療看護師が2,3人いるだけで、その病院の医師の負担を減らせるのではないかなと短絡的ですが、考えています。診療看護師の勉強をしていく上で、考え方は変わってくるかもしれません。ですが今現在の自分の考えとしてはそんな感じです。

それでは!!また次も読んでくださいね~!

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