胆嚢炎ってどんな状況?

はじめに

どうも、はてなっちです。すっかり朝晩も冷え込み、風も冷たくなり、過ごしにくい季節がやって来てしまいましたね。寝る時はもう長袖長ズボンで、冬用の布団にくるまってぬくぬくになって寝ています。笑 さて今回の内容は下記になります。

胆嚢炎?何が怖いの??

病棟でも救急でも手術室でも、どこでも見る、胆嚢炎について、どんな状態で、何が原因で、どういった症状が出て、治療はどうするかなどまてめていきます。

それでは、いってみましょう!

胆嚢炎とは

どんな状態?

胆のう炎とは、胆のうがむくんで腫れ、炎症の進行とともに胆のうの壁が壊死していきます。

原因は?

ほとんどの場合が、胆のうと胆管をつないでいる胆のう管が詰まってしまうことによって起こります。そのほかには、胆管の奇型や捻転、肝臓などの近辺の臓器の炎症や腫瘍による胆のう管の圧迫、寄生虫が胆管や胆のうにもぐりこむなどです。

ただ、胆のう管が詰まってしまうだけでは急性胆のう炎は起こりにくく、詰まってしまうことに加えて胆汁に細菌が感染したり、胆のう内に膵液が逆流したりすることにより、胆のう炎が引き起こされると考えられている。

症状は?

初期には上腹部の不快感や鈍痛で、炎症の進行とともに右季肋部痛になり、次第に激痛になります。

治療は?

初期治療としては、絶食と輸液、抗菌薬や鎮痛剤の投与などがあります。

急性胆のう炎に対する胆のう摘出術は、症状が発現してから、早期に手術することが推奨されていますが、重症度や合併する病気などの理由により、症状が軽快してから待期的に手術を行うこともあります。

手術は腹腔鏡下手術または開腹手術による胆のう摘出術です。

おわりに

いつでもどこでも見る胆嚢炎ですが、炎症がひどかったり、胆石が詰まってしまったりになってしまうと、すぐに取り除かなければいけない、大変な状況になってしまいます。日頃の食生活や、休息、ストレスなどに気をつけて、胆嚢はもちろん、体を労っていくことが大切です。みんな、個人個人で頑張りましょう。

今回は以上になります。また次の記事は、来週の月曜日、朝9時にアップします(毎週月曜日朝9時に1記事必ずアップしてます)ので、ご一読の方、よろしくお願いいたします。

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